真珠の耳飾りの少女

昨日、母を乗っけて埼玉の朝霞まで行った。

小学校の同級会なんだと。
長野市内の小学校卒なのですが、関東圏在住が多いらしい。
去年一緒に行ったお友達は今年行かれないらしく

 一人で新幹線で行って乗り換えなんかできない。

とキレていた。(^_^;)

ま、そうだな。
妹が川崎にいる時、一人で上京した。
東京駅まで迎えが来ていたにも関わらず迷子になった。
挙句の果てに、その場を動くなといわれているのに動いて、さらに迷子度アップ。

「少しでも近くに行った方がいいかな~と思って」

いやいや、その行動がさらに遠くなったのだよ。
思ったら猪突猛進。
さすが、イノシシ年だ。


で、母を朝霞に届けた後、車を駐車場に入れたら自由時間。

いつもは素通りの新宿の百貨店街にでも行こうかと思ったけれど
ふとテレビで見た絵画展を思い出した。

絵画に疎い私でも知っている
フェルメールの真珠の耳飾りの少女が展示されている。

調べたら上野の東京都美術館。
朝霞から30分くらい。

よし、ここだっ!


チケット買って入口へ~。
40分待ちですと。
(^_^;)

並ぶのは好きじゃないけど、並んだ。

30分位で入場。
スルスルと流れ
フランダースの犬のネロがどうしても見たかった
ルーベンスの聖母被昇天もあった。

そうか~これか~。
ネロはこれを見て、死んじゃったんだ。。。
と、「フランダースの犬」の号泣のラストシーンを思い出す。

次はいよいよ「真珠の耳飾りの少女」。
ゆっくり見るために列に並ぶ。

ん~15分くらい?
それでも見たい。
この絵を見たくて入口で並んだんだから。

やっと会えた彼女は
瞳がとっても綺麗だった

なんでしょう。。
瞳に意志があるというのか
キリリとした瞳。
クリスタルガラスでもはめられているかと思うような
綺麗な瞳。

会えた時間は短かったけれど
印象は強く強く残った。

1枚の絵を見たいだけだったけど
行ってよかった。

私が生まれる300年も前に描かれた絵

当時は今のような恵まれた時代ではなかったであろうに
この絵に限らず、多くの人が並んでも見たい絵が描かれる。

何もない分、人々の感性は豊かだったのかもしれない。

ぬるま湯に気持ち良く浸ってちゃダメなんだわ。

・・・たまにはいいだろうけど。










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