わかる人だけがわかる世界。
こんばんは~。
また外は雨です。
一瞬の判断の遅れとかミスとかが命取りになる仕事をしてた人には
独特の感覚があるって。
お師匠様は大きな船に乗って外国へ行ったり来たりしてた。
「海賊なんて昔の物語だと思うでしょ? 今もいるよ」とか
「本気で向かわないとこっちがやられるからね。かわいそうだなんて思っていられないんだよ」
という話などなどを何度か聞いたことがある。
命がけ。
話を聞いていると「え~っ!?」って思うけど
残念ながら実感はできない。
プロのバイクレーサーだったという人がいた。
お師匠様と同じ世界の住人だったわけです。
お師匠様いわく、
『後ろに目がある人』
見えないものが見える(感じる)ようでないと自分の命が危ない。
そういう世界にいた人は、独特の感覚があるからね。
そういう感覚があると、施術業は楽だよ。
なんだそうだ。
ピリピリと神経が研ぎ澄まされる感覚?
ん~すごいな~。
そういう仕事をしなくちゃ、そういう感覚は持てないのか?
って思うけど、そうでもないらしい。
見えないものを感じるように意識を向ければいいって。
危険、違和感を察知する能力は、「いきもの」として本来持っている感覚。
だけど、いま自分がいる環境はそういう感覚を使わずとも生きていられる。
感覚の感度が落ちているという話。
施術業界。
人の身体の違和感を感じられた方がいいよ。
と言われて、意識するようにしているつもり。
あまり磨きすぎると感じなくていいものまで感じるようになったら、
それは行き過ぎなんだそうで。
その加減が難しそ~。
お師匠様が「久々に同じ仲間を見つけた」と喜んでいた。
よかったよかった。
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